プレイバックモード
標本化周波数によってはデータ転送が追いつかないことがあります。
計測された脳磁場データはRTCに残ったままになります。
このときはトリガー信号などは表示されるものの、Average、Record Rawボタンは無効になります。
加算波形が出てこないのでとても心配になります。
計測終了後、Aquisition : controlのメニューバーからFile->Data Playback...を選びます。
RTC内にある転送されなかったデータが表示されます。
RTC内のデータには被験者情報は含まれていません。
Playを押すと被験者情報(project、subject、計測条件、HPI情報)が正しいかどうか聞いてきます。
もし違っていればAcquisition: controlのメニューバーのFile->Load preparationなどから情報を得ます。
問題なければYesボタンを押します。
Yesボタンを押したら、Average、Record rawボタンが使えるようになります。
Stopwatchの示す時間が処理時間であって、実際の計測時間ではないこと以外は、通常の脳磁場計測と同じです。