体性感覚誘発磁場2


総腓骨神経刺激

左足首で総腓骨神経を電気刺激しました。 刺激間隔は0.5秒、電流の大きさは10mA、約250回加算しました。

頭頂部に反応が見られます。電気刺激後42ミリ秒の等磁界線図を示します。赤が磁力線の湧き出しで、青が沈み込みです。

頭頂部だけのセンサーを用い、潜時38〜61ミリ秒で1ミリ秒毎連続単一等価電流双極子を推定した結果を示します。

双極子の向きが回転していることがわかります。

後脛骨神経刺激

膝窩レベルで後脛骨神経を電気刺激しました。刺激感覚は0.5秒、電流の大きさは10mA、約250回加算しました。

頭頂部に反応が見られます。電気刺激後42ミリ秒の等磁界線図を示します。赤が磁力線の湧き出しで、青が沈み込みです。

頭頂部だけのセンサーを用い、潜時30〜57ミリ秒で1ミリ秒毎連続単一等価電流双極子を推定した結果を示します。

双極子の向きが回転していることがわかります。尚、途中で双極子が消えるのは脳の外に双極子が推定されたためです。