体性感覚誘発磁場


右手首で正中神経を電気刺激しました。 刺激間隔は8〜10秒、電流の大きさは6mA、約50回加算しました。

誘発磁場波形
21.8ミリ秒の等磁場線図
21.8ミリ秒のダイポール推定
86ミリ秒の等磁場線図
86ミリ秒のダイポール推定
MCEによる電流源推定
等磁場線図 0〜300msecの動画 (GIF 2,211kB) or (MPEG1 2,087kB)
Minimum Current Estimationによる推定結果の動画化(GIF 1,599kB) or (MPEG1 3,687kB)


得られた誘発磁場を示します。



電気刺激して21.8ミリ秒経ったときの等磁場線図を示します。 青が磁場の沈み込み、赤が磁場の湧き出しを示します。



全センサーの情報を用いて単一等価電流双極子(ダイポール)推定を行い、MRIに重ねた図を示します。 ダイポールの位置は左中心溝に推定されました。赤で表示された場所が一次性体性感覚野です。



電気刺激して86ミリ秒経ったときの等磁場線図を示します。 湧き出しと沈み込みのパターンが複雑になっています。 元波形では左右に大きな磁場の変化が見られます。



ダイポールの数を3個としてダイポール推定推定を行い、MRIに重ねた図を示します。 青で表示された場所が二次性体性感覚野です。二次性体性感覚野は左右で推定されます。



Minimum Current Estimationというプログラムを使って電流源推定を行うこともあります。 22ミリ秒、86ミリ秒、86ミリ秒で推定された電流源を脳のメッシュに投射した図を示します。