6. 球の設計

Neuromagの電流源解析では、Sarvasの均質導体球モデルが用いられています。 Sarvasの式を用いるには球の中心座標が必要となります。 脳表に点をプロットし、近似球を作成します。
ToolBoxの

を押し、SHIFTキーを押しながら、脳表をプロットすると赤三角の点が表示されます。 間違って押した場合には赤三角をdragすることができます。

でプロットする点を移動させながら、大脳円蓋部をプロットしていきます。

小脳や、脳底部のプロットはしません。
プロットした点は、メニューバーからFile->Export...->Pointsを選択し、

Coordinate SystemをHeadとし、 .../subjects/date/inner.xyzという名前で保存します。

メニューバーからObjects->Fit Sphereを選択します。

球が設定されます。

この球の中心座標の計算方法はよくわかりません。
OKボタンを押すと、背後の球の中心座標が出てきます。

この座標はSource ModellingやMinimum Current Estimationで必要となりますので、 どこかにのけておきます。
最後にメニューバーからObjects->Clear all ...->pointsを選択すればプロットした点が、 Objects->Clear all...->Spheresを選択すれば球が消去されます。

これで準備ができました。

もし中心座標のwindowを消してしまったら、メニューバーからFile->Import->Pointsを選び、 先ほど保存したinner.xyzを呼び出してます。

メニューバーからObjects->Fit Sphereを選択し、球を作成します。

このinner.xyzはテキストファイルです。