MCE結果表示

格子点上に推定された電流はMinimum Current Estimateのwindow->Arrow displayを選択すれば表示されます。

Arrow displayが表示されました。

本来ここで推定された格子点の双極子の情報をMriLabに移す機能があって当然なのですがありません。 MCEは代わりに脳表メッシュに投射した画像を用意しています。 Minimum Current Estimateのwindow->Color displayがそれです。

MCEを用いた学会発表などでは、通常この格子点の双極子情報を脳表メッシュに投射した絵のみが用いられるようです。

MatlabやScilabの知識があれば、MCEの演算結果をある程度自由に扱うことができます。具体的には
となっています。またfigureを直接いじるには

をクリックしてMCEのterminalを開き
set(0,'ShowHiddenHandles','on');
set(gcf,'MenuBar','figure');
とすれば遊べます。

Minimum Current Estimateのメニューバーが通常のものになっています。


まず脳表メッシュを表示しました。

格子点を表示しました。

各格子点の球の接平面上の2つの単位ベクトル(赤と青)を表示しました。

聴覚誘発磁界80msecのときの格子点の双極子を表示しました。

脳表メッシュに投射しました。

脳表メッシュと格子点を重ねました。

影をつけました。

回転しました(GIF動画 13kB クリックしてください)。

0〜300msecで動画化しました( GIF動画 644kB, MPEG1動画 2,143kB )

80msec時の実際の格子点上の電流を示します。脳表から3cmの格子点しか表示していません。 MCEをMRI座標にしている場合には、 ../sets/...fifの情報を用いてMRI座標からHEAD座標に変換する必要があります。 (GIF動画 675kB, MPEG1動画 287kB)

脳表メッシュに投射しない場合は以下の動画になります。(右正中神経電気刺激の例)

GIF動画(2.9MB)
MPEG1動画(2.8MB)