MCE起動・実行

MCEのアイコンをクリックすると、MATLABが立ち上がり、MCEが起動します。

Minimum Current Estimateとかかれたwindowが表示されます。

なお画面左上にMCEと書かれたアイコンが表示されています。

このアイコンをダブルクリックすると、MATLABのCommand Windowであることが判明します。

HP-UX版のMatlabはWindows版と異なり、Workspace、Current Directory、Command History、Helpなどのwindwowはありません。 Command Windowだけのようです。

Minimum Current EstimateのFileボタンを押して、目的とするFIFFファイルを選択します。

MCE上ではhigh pass filterがないので、 予めGraphかplotterでフィルター処理して、保存したFIFFファイルを開くほうがいいと思われます。
Preprocessing window左下端のshow allボタンを押して、波形データの両端が大体0であることを確認します。


Minimum Current Estimate windowの2番目のボタン、Headの右のボタンを押し、 Source Modellingで作成したxxx-bem.fifファイルを選択します。
まず、subjectを選択します(該当なしの場合にはUnknown)。

次に目的のxxx-bemを選択します(該当なしの場合はAdd newボタンを選択)。

Add newボタンの場合にはSelect 3D point set windowが開きます。 ここでAdd newボタンを押して、脳表メッシュ内に配置される格子点の間隔(Lattice)、 各格子点の均質球導体モデルによる磁場導出行列作成のための球の中心座標(Origin)、 球の中心近傍の格子点を無視するための球の中心からの半径(Min.dist)を決定します。 MRI座標でメッシュを作成した場合であっても、球座標上の球の中心座標を挿入します。

球の中心座標は、MriLab上で目的とする脳磁図波形があるFIFFファイルを用いて座標合わせ後、 脳表をプロットして計算した球の中心座標とします。

条件設定後、OKボタンを押し、Select 3D point set windowを閉じます。


プログレスバーが表示されます。

3d point setを保存します。


新たなBEMモデルが選ばれました。

MCEは各格子点の球の接平面上の2つの電流の絶対値の総和が最小となるという、L1ノルムを用いています。
ここでMCEは大部分の格子点の電流がゼロになるという解き方をしているようです。 電流がゼロでない格子点の数をいくつにするかは、Minimum Current Estimate windowのOptionsを選びます。

Regularizatioの右に表示されている数が電流ゼロ以外の格子点の数です。

Neuromag 122に合わせたためか最大122となっていました。defaultでは30となっています。 1cm間隔にしたときの格子点の数(約1000個)と、電流ゼロ以外の格子点の数30が、 絶妙なバランスになっているではないかと思われます。 間隔を短くしたり、数を増やしたりすると、MCEでうまく推定されないことが多いような気がします。

Minimum Current Estimate windowのFullボタンを押すとL1 Batch calculationが開きます。

Calculate選択後OKボタンを押すとBatch processing windowが開きます。

Jobs:のCalculateボタンを押すと計算が始まり、プログレスバーが表示されます。 計算には相当時間がかかります。

プログレスバーが消え、終了ボタンがでれば終了です。

結果はxxx_full.matという名前で保存されます。