LaTeX表示

Symbolic Math Toolboxの備忘録の続きです。

latexを使うと、数学記号をLaTeXにしてくれるそうです。 WindowsでLaTeXを表示させるには、メモ帳かなにかでtexファイルを作成し、コンパイルしてdviファイルにする必要があります。 角藤氏のpTexが定番だそうで、あべのりページ に掲載されているTeXインストーラをインストールしました。 あとでコマンドラインでplatex.exeを動作させる必要があるので、システムのプロパティから詳細設定のタブを選び、 環境変数ボタンを押してユーザー環境変数のPATHをにplatex.exeのあるフォルダを追加しておきました。

まず何かの数式LaTeX形式で吐き出させてみます。
syms x
f=taylor(log(1+x));
latex(f);
x-1/2\,{x}^{2}+1/3\,{x}^{3}-1/4\,{x}^{4}+1/5\,{x}^{5}
メモ帳を開いて以下のように入力します。

\documentclass[a4paper,12pt]{jarticle}は書式
\begin{document}・・・\end{document}は文書の中身
\[・・・\]は数式をいれるところ
です。
\[・・・\]にsymbolic math toolboxが吐き出したx-1/2・・・をコピー&ペーストし、例えばd:\tmp\a.texというファイル名で保存します。
コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリをd:\tmpにして
d:\tmp>platex a.tex
と入力します。

d:\tmpにa.dviというファイルが作成されます。
同時にインストールしたdviout for windowsというプログラムが有効でれば、a.dviをダブルクリックすれば以下のように表示されます。

dviファイルをpdfファイルにするにはコマンドプロンプトからdvipdfmx.exeとタイプするかdviout for windowsの機能を使います。 コマンドプロンプトの場合
d:\tmp>dvipdfmx a.dvi
と入力するとd:\tmp\a.pdfが作成されます。

divout for windowsの場合、メニューバーのファイル→dviprtを選び

dvrprtを選んでOKボタンを押せばa.pdfが作成されます。


Biot-Savartの式とSarvasの式をLaTeXで書いてみました。
\documentclass[a4paper,12pt]{jarticle}
\usepackage{amsmath,amssymb} %米国数学会拡張機能ボールドイタリック体boldsymbolを使うため
\begin{document}
\flushleft{Biot-Savartの式}
\[
\boldsymbol{B} (\boldsymbol{r} )_{cal} = \frac{ \mu_{0} }{4 \pi} % &は区切り記号
\frac{ \boldsymbol{Q} \times \boldsymbol{r} }{r^3}
\]
ここで$\boldsymbol{r}$は電流源とセンサーの間の位置ベクトル、
$ \boldsymbol{ B } (\boldsymbol{r})_{cal}$は$\boldsymbol{r}$における磁場、
$\boldsymbol{Q}$は電流モーメント、
$\mu_{0}$は真空の透磁率$4 \pi \times 10^{-7} [N/A^{2}]$を意味する。\\
\flushleft{Sarvasの式}
\begin{eqnarray*}
\boldsymbol{B}( \boldsymbol{r} )_{cal} & = & \frac{\mu_{0}}{4 \pi}(F \boldsymbol{Q}
\times \boldsymbol{r}_{0}- \boldsymbol{Q} \times \boldsymbol{r}_{0} \cdot \boldsymbol{r} \nabla F) \\
\boldsymbol{a} & = & \boldsymbol{r} - \boldsymbol{r}_{0} \\
F & = & a(ra+r^2- \boldsymbol{r} \cdot \boldsymbol{r}_{0} ) \\
\nabla F & = & (r^{-1}a^2+a^{-1} \boldsymbol{a} \cdot \boldsymbol{r} + 2a+2r) \boldsymbol{r} \\
& & - (a+2r+a^{-1} \boldsymbol{a} \cdot \boldsymbol{r} ) \boldsymbol{r}_{0}
\end{eqnarray*}
ここで
$\boldsymbol{r}$は球中心とセンサーの間の位置ベクトル、
$\boldsymbol{r}_{0}$は球中心と電流源の間の位置ベクトル、
$ \boldsymbol{ B } (\boldsymbol{r})_{cal}$は$\boldsymbol{r}$における磁場、
$\boldsymbol{Q}$は電流モーメント、
$\mu_{0}$は真空の透磁率$4 \pi \times 10^{-7} [N/A^{2}]$を意味する。\\
\end{document}

MS-WordやMS-PowerPointを使わなければ、数式の記述はLaTeXの方が簡単だと思います。