Graphについて

Graphはニューロマグ社のMatti J Kajola氏が作成した信号処理ソフトウェアです。 Graphはプログラム言語common LISPを独自にオブジェクト指向で発展させたMjk LISPで書かれています。 予めC言語でcompileした関数をwidgetと言うオブジェクトにし、このwidgetをLISPで使用できるようにしてあります。 プログラムの経験がなくてもGraphが使えるように、widgetの連結をGUIであるcontrol panel上でできるにしてあります。 対応OSはHP-UX 10.20、HP-UX 11.0版のみで、浮動小数点は32bitで処理されています。



Graphは、

  1. raw fiff dataを加算平均してevoked fiffを作る
  2. てんかん棘波を切り出して、xfit(Source Modelling)で信号源推定を行う
  3. signal space projection (SSP)の作成
  4. その他(周波数解析など)
などに使われます。