RAP-MUSIC
BESAにはGenetic Algorithm以外にも電流源推定ツールがあります。MUSICがそれで、
MUSICとはMUltiple SIgnal Classificationの略だそうです。
私は理解していません。
Neuromagにはない電流源推定ツールであり、興味あるところです。使ってみました。
メニューバーからFit->R(AP)-Musicを選択します。
RAP-MusicとはRecursive Applied and Projected MUSICの略だそうです。
Start R(AP)-Musicのwindowが出てきます。
More optionボタンを押すといろいろ設定できるみたいです。
Dimension of signal subspaceは10〜300msec間で204ch(306chではなさそう)の作る信号で、
主な(同期したものも含む)電流源が作るサブ空間の数でしょうか?(日本語になってないかもしれません)
Number of topographiesはそのサブ空間がいくつの双極子で説明できるか、という意味でしょうか?
Minimum correlationはサブ空間を双極子で説明できる割合でしょうか?
SingleまたはTwo-dipolar topographyは最初の格子点の間隔と仕上げの格子点間隔のようです。
・・・よくわからないので、そのままOKボタンを押して、Start R(AP)-Music に戻り、Startボタンを押しました。
計算中に何度か
と表示されますが、その都度Yesボタンを押します。最後に
と表示されました。
解釈としては、204xサンプル数の信号空間から2つの主要な信号空間が選択され、
信号空間の大きさが画面中央に表示されている、でいいのだろうか?
因みに、この信号空間、右下画面をクリックしても、双極子のように移動することはできないようです。
1つの信号空間をクリックして、2つの双極子様のものが表示されるのは、topographyを2つとしたためのようです。
データを保存します。
Save SolutionとするとRM_2SpCというテキストファイルが作成されました。
SptCmpが2つあり、信号空間の位置・方向のようです。
信号空間を代表する双極子の位置・方向かもしれません。
CVecも2つあります。縦棒|で仕切られています。10の後に数字が204個並んでいます。
最初の10以外を二乗して足すと1になりました。なんかの座標軸のようです。
固有ベクトルかと思ったのですが、2つのCVec同士の内積は0になりませんでした。
Cmp2も2つあります。縦棒|で仕切られています。数字が7つ並んでいます。
Save Source WaveformsとするとRM_2SpC.swfというテキストファイルが作成されました。
信号空間の波形のようです。
Save Source Montageはbinary部分以外はGenetic Algorithmと変わりないようです。